お客様が集まるサロン作り

自信を持って接客できる3つの方法

yoko

きっとあなたは今まで様々な勉強をして努力して、さまざまな経験もされてきたと思います。お客様とのつながりを大切にし、新しい情報もキャッチして精査をしてきましたよね。  
しかし、コロナ禍の影響や競合店の増加などで客数の減少の中、集客することに心と時間を取られたり、近隣の競合店が気になったり、頭の中は売上と集客のことでいっぱいになっているのではないでしょうか?

商売をしている以上、お客様を集めることに努力することは理解できますが、正直なところ、集客の前に自分の自信があるものに磨きをかけることも同時に行う必要があります。

お客様に自分に言葉が伝わらないと思うことはありませんか?
専門家のアドバイスでもやらないと意味がないです。私たちの提案は美と健康に関わる大切なことなのですが、伝わりづらい時があります。接客や伝え方はスキルです。方法を学ぶことでスキルアップできます。自信を持って接客できる3つの方法をお伝えします。

自信を持って接客できる3つの方法

自信を持って接客できるポイント3つです。

1.お客様を知ること

2.人体の仕組みを知ること

3.会話のテクニックを知る

1.お客様を知ること

最初にお客様のカウンセリングをしていきます。その中でお客様の求めるものとサロンが提供できるものの共通点を見つけます。
お客様は具体的に悩みを言っていますが、本当に何を求めているのかわからないこともよくあります。その求めることを一緒に探して行くこと、そして気づかせることが相手を知ることになります。

お客様によっても興味のあることに幅がありますよね。同じ内容の話でも表現方法によって「気づく」ポイントが変わります。お客様がどんなことに興味があって、どんなことに関心を持ちやすく、どんな話なら聞いてみたいと思うのか。まずはサロンに来てくださっている方の傾向を整理するだけでも変わってきます。

2.人体の仕組みを知ること

学びの段階には「守」「破」「離」というものがありますよね。最初は基本を守る。そしてその基本を破り応用を積み上げる。さらには基本からも離れてオリジナリティを強めていく。

世の中に溢れる健康情報、美容情報の多くは枝葉のようなもので、「自分以外の人」が「その人の周りの方のため」につくられたオリジナルのものだと理解しましょう。基本的に体のしくみはずーっと変わりません。オリジナリティある私を表現するためには「他人」というバイアスをできるだけ排除した学びを最初にする必要があります。

自信を持って接客するためには人体の3つのポイントを知ることが大切です。
その3つのポイントとは、

  • 1、肌
  • 2、神経
  • 3、筋肉

この3つの関係性を知ることで、お客様が本当に求めていることが、どれが適切かを予測を立てることができます。
お客様が例えば肌トラブルで来店した方の原因を探ると時に肌だけだとお客様が本当に求めているものの解決方法がみつからないことが多々あります。
その時に神経や筋肉からの知識を掛け算することで、お客様の本当に求めていることへの解決方法が見つかりやすくなります。

3.会話のテクニックを知る

肌のことや体の事をお客様に説明しようとする時に長くなったり、難しくなたtりしませんか?
お客様に説明するときは専門用語を使わずにわかりやすく説明する事で安心して受け入れてもらうことができます。
施術中に「今からクレンジングをやりますね。」と話しかけたまま終わるという話をよく聞きますが、お客様の気持ちになると、「なんでクレンジングするんだろう」「どうしてローションをつけるの?」など素朴な疑問を持たれていることもあります。でも、なかなかそんなことを質問してくれる方はいませんよね。本当は聞きたいけど、聞きにくいことを私たちからお伝えしましょう。それにより施術者へ安心感が生まれ、信頼を作ることができます。

そうは言ってもうちのお客様はすでに受け入れていると思いますよね!それだとお客様優位の接客になってしまいますね。私たちはお客様の体や心を安らかにするための役割であり、主体性を持ってお客様を導いてゆくそんな職業です。

専門性を生かす

3つのポイントを紹介してきました。この3つを最大限に活かすにはポイント2の人体の仕組みの専門性を高めることです。
専門性を高めることで信頼が得られ、お客様の満足も高まり、身近な方にサロンをご紹介いただけるようになります。

もちろん、施術中にたくさん会話をしない方が良い場面もあります。施術の効果を高めるための演出も大切です。だからと言って、何も伝えないままにしていて良いことにはなりません。

お客様は自宅に帰って、なんとなくやってもらったことを、なんとなくうろ覚えの状態で、なんとなくスキンケアをすることになります。その結果、肌に歪みが戻っていたらサロンケアを繰り返しても効果はわからなくなってしまいますよね。

ではどうすれば良いのか。施術でご来店するというこれまでの常識を一旦、見直しましょう。お客様があなたに会いに来る理由を増やしましょう。施術してもらうためだけに来店していただいていると、ここまでに挙げた問題を解決することはできません。

多くのサロンが導入し始めている「レッスン」というサービス。昔風に言えば「お肌の相談会」のような相談窓口でも良いですね。

どうでしょうか?あなたは施術せずにお客様にレクチャーできますか?このような場面を想像するだけでご自身の専門性レベルに自信があるかどうかをチェックできます。

もし、足りないことがあれば学びましょう。そして、お客様にしっかり向き合えるように準備しましょう!

まとめ

お客様の本当の希望を知ること、解剖学や化粧品学、皮膚理論など、また会話のテクニックを学ぶことで自信を持って接客することが出来るようになります。

これらが揃えば、あなたの専門性を頼って、お客様がお友達や家族を連れてきてくれます。大切なことを順番に確実に積み上げましょう。そうすれば必ず道は開けます。

ビューティフィードバック®︎アカデミー

基礎理論を深めてカウンセリング力を高める

ABOUT ME
石田陽子
石田陽子
ビューティフィードバック®︎アカデミー代表
自分の肌が弱く敏感肌を抱えながら15年。エステティックスクールを母の代から継続し、極めていたハンド技術から、血流や神経、筋肉活性を高める技法を習得、カイロプラティック、PMTメゾットでは筋肉、結合組織、神経系など原理を学ぶ。 化粧品や身体のことなど理論だけではなく、体感しながらさまざまな手法を検証して積み上げた結果、独自のエステティック技術を確立。それと同時に肌の弱い人でも安心して使用でき、肌本来の美しさを引き出すオリジナル化粧品「パームニティ」を開発。化粧品を「肌を良くする」ものから「肌をゆるめる」必須アイテムに昇華させ、フェイシャルケアに革命とサロンの物販導線にイノベーションを起こします。 これらの活動の集大成として日本人の繊細な肌に合う「インナーセル®︎フェイシャルケア」を開発し、本格的に心、肌、身体をケアできるセラピストの養成をし、長期的に肌と体の健康を高める為の活動をしています。
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