成功するセラピストに必要な4つの要素とは?

yoko

スキンセラピストに必要なのは、単に施術をするための技術だけではありません。

肌の知識、コスメ知識、それを伝えるための接客に至るまで、様々な要素がセラピストには必要となります。

しかし、これらの要素をバラバラに学んでも、お客様からの信頼を得ることはできません。スキンセラピストにとって大切なのは、肌の知識、技術、コスメ知識、接客の4つの要素を総合的に学び、一貫性を持って実践することです。そうすると、お客様が抱える問題を見つけ出し、解決するアイディアを持つことができるようになります。

この記事では、成功するセラピストに必要な4つの要素について、詳しく解説していきます。

肌の基礎知識、習得すべき技術、商品の選び方や使い方、お客様とのコミュニケーションを意識した接客のポイントなど、セラピストが身につけるべき要素をまとめて紹介します。

これらの要素を総合的に学び、日々の実践に取り入れることで、お客様からの信頼を得られるセラピストになり、サロン経営を成功させることができます。

【要素1】美肌への近道!スキンセラピストが知っておくべき肌の基礎知識

「肌歪み」とは、肌(角層、真皮層など)が硬くなり筋肉などの組織と癒着して、動きが悪くなっていることです。筋肉や骨格のような歪みが肌にも起こるということです。

肌の歪みは肌の炎症やむくみなどのトラブルが原因で起こります。

筋肉や骨格の歪みは1箇所歪めば全身に影響します。肌の歪みや筋肉や骨格の歪みが複合され全身的なバランスが崩れるという問題が起こります。

肌に歪みがあるままに、その奥にある筋肉へアプローチしても効果が半減したり、良い結果が出ても、元に戻りやすいことがあります。

それは、肌の歪みが整っていないことが原因なのです。

肌の歪みには、さまざまな原因があります。

肌の炎症やむくみが起こっている時、老廃物を排泄する力が弱いと肌の真皮層に停滞したり、肌に刺激を受けると肌を守るために、固くなります。

姿勢の悪さや、長時間同じ姿勢で過ごすことが多いことでも、筋肉や骨格の歪みが起こります。また、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなど、生活習慣の影響も肌の歪みにつながることがあります。

肌の歪みが起こると、肌のハリが失われ、たるみやシワが目立つようになります。また、肌のトラブルが起こりやすくなり、肌荒れやニキビなどのトラブルが生じやすくなります。さらに、血行が悪くなることで、肌の新陳代謝が低下し、肌のターンオーバーが乱れることもあります。

この時には、肌の歪みを整えるインナーセル®︎フェイシャルケアが最適です。

お顔やデコルテを皮膚からアプローチして歪みを整えることは、体全体に良い影響をもたらします。

姿勢を正しくすることが良いとわかっていても、やり続けることが難しいと言われるのは肌歪みによって制限が掛かった筋肉を頑張って意識して無理やり姿勢を正そうとしているからです。意識がなくなれば歪みにしたがってすぐにいつもの姿勢に戻ってしまいます。

肌から歪みを整えることで、本来の位置にいることが心地よいと思えば正しい姿勢がキープできるようになります。

その後にストレッチや運動、マッサージなどを取り入れることで、筋肉や骨格の歪みを簡単に緩和することができるようになります。

さらに、肌の歪みを整えることで、ストレスを抱え込みづらくなったり、睡眠や食生活の改善など、生活習慣の見直しもできるようになります。

そのようなわけで、スキンセラピストは、お客様の肌トラブルを解決するために、肌の歪みから整えることが大切になります。

お客様の姿勢や生活習慣を確認し、肌の歪みを緩和するためのアドバイスを行うことで、お客様の肌を健康的な状態に保つことができます。そして、肌の歪みを解消することで、肌本来の美しさを引き出し、お客様からの信頼を得ることができるようになります。

【要素2】技術力で誰よりもお客様を喜ばせよう!スキンセラピストが習得すべき技術とは?

美容業界において、技術力の向上はお客様がもっとも喜ばれる要素の一つです。

しかし、技術力の習得には、日々の継続的な努力が必要です。

では、どのような技術を習得することで、お客様から高い評価を得ることができるのでしょうか?

まず、技術力の向上には、「肌歪み」という考え方を知る必要があります。

筋肉や骨格の歪みは、肌にも影響を及ぼすということで一般的には筋肉へのアプローチが盛んです。多少の技術差はあるかもしれませんが、お客様がわかるほどの違いを生むためには才能や相当の努力が必要です。それなら肌を整える技術を最初に習得するのがスキンセラピストの王道ということです。それは巡り巡って、筋肉や骨格の歪みも自然と整えることにつながるのです。

なぜなら、肌の下にある筋肉や骨格に歪みがあると、筋肉にアプローチをしっかりしても、その時だけ単に解消するだけで、時間と共に元に戻るからです。肌歪みを整えてから、筋肉にアプローチをすることが、本来の美肌への近道と言えるでしょう。

次に、スキンセラピストが習得すべき技術として、顔の筋肉や骨格の構造を理解することが挙げられます。

顔の筋肉や骨格には、それぞれの特徴があり、それを理解することで、より効果的な施術が可能になります。

また、エフルラージュ(軽擦法)やリンパドレナージュなどの基本手技も重要です。

特にエフルラージュの最初のタッチングは、お客様に安心感を与え、リラックスさせる効果もあるため、施術者の気持ちが伝わる技術と言えます。

以上のように、技術力の向上には、肌歪みを理解し、顔の筋肉や骨格の構造を理解すること、そして基本手技の習得が必要です。

日々の継続的な努力を重ね、技術力を高めることで、お客様からの高い評価を得られ、思いを伝えるサロン作りができるようになるのです。

【要素3】コスメ知識でお客様の信頼を得よう!スキンセラピストが知っておくべき商品の選び方と使い方

お客様から信頼を得るためには、スキンセラピストが商品の知識を深め、正しい使い方をマスターすることが欠かせません。

そのためには、まずは自身が使用する商品について詳しく学ぶことが必要です。

しかし、コスメは常に新しいものが出ており、その情報を追いかけるのは大変ですよね。そこで、まずは基本的な商品の選び方と使い方についてお伝えします。

肌に合った商品を選ぶには、肌の知識を知ることが大切です。

乾燥肌や敏感肌、オイリー肌など、自分の肌質に合った商品を選ぶことが推奨されますが、本来肌は誰でも同じ構造でできています。

ですから、肌本来の力を高める環境にすることが、本来のケアになります。

例えば、皮脂が少ない肌質の方に、濃厚な油分で覆うことが高保湿と言われるかもしれませんが、本来出せるはずの皮脂を出るようにしてあげるケアが最高の若返りになります。

セラミドが足りないから、セラミドを補うということも同様です。セラミドなどの成分も本来自分で作れます。補うことばかりでは肌は衰えてしまいます。

ですから、成分にも注目しましょう。肌にとってどのように役に立っているのかを知っていることが大切です。

次に、使い方についてですが、正しい使い方をマスターすることで、より効果的なケアができるようになります。

肌の歪みを整える洗顔方法を知っていることで、毎日のスキンケアがサロンで行なった肌の調節を、継続できるようになります。サロンのテクニックとホームケアのテクニックを掛け合わせることで短期間に肌や体の状態を整えることが可能となります。

化粧品をどのように肌につけていくか、肌への触れ方が大切です。また、間違った使い方をすると、肌に悪影響を与えることもあるため、注意が必要です。

お客様からの信頼を得るためには、自身が使用する商品についてしっかりと学び、正しい使い方をマスターすることが欠かせません。これを実践することで、お客様に対して信頼感を持っていただけて、さらに美しさを実現し、喜んでいただけるでしょう。

【要素4】お客様に寄り添う接客!スキンセラピストが意識すべき接客のポイントとは?

エステサロンでお客様に寄り添った接客を行うためには、どのようなポイントに意識を向ければよいのでしょうか。

まず、お客様に対して親身になってコミュニケーションを取ることが大切です。

お客様が何を求めているのか、どのような悩みを抱えているのかをしっかりと聞き出し、それに対して適切なアドバイスを行うことが求められます。

また、接客の際には表情や言葉遣いにも注意が必要です。明るく元気な印象を与えることでお客様との距離感を縮め、より信頼関係を築くことができます。

さらに、技術面での説明も大切です。お客様が抱える悩みに対して、どのような技術を用いて解決することができるのかを的確に伝えることができるように、スキンセラピスト自身が高い説得力のある会話技術を持っていることも必要不可欠です。

そして最も重要なポイントは、お客様が求める「理想の姿」を共有することです。お客様に寄り添って、その人に合った最適なプランを提案することが、お客様にとって満足のいくサービスを提供することになるのです。

接客面においては、お客様の悩みや要望に対して適切に向き合うことが大切です。サロンの思いが伝わるサロン作りを目指すためにも、接客のポイントを押さえておくことは欠かせません。

【要素5】関連づけて学ぼう!4要素の総合的な学び方と重要性

スキンセラピストにとって、お客様からの信頼を得ることは大変重要です。

そのためには、肌の基礎知識、技術力、コスメ知識、そして接客のポイントを学ぶことが必要不可欠です。

しかしこれらの要素をバラバラに学ぶだけでは、全体像がつかみにくく、自分に足りないものも見つけにくいですよね。

そこで、4つの要素を関連づけて学ぶことが大切です。

例えば、肌の基礎知識を学ぶことで、どのような肌トラブルが起こりやすいのか、それに対する効果的な施術方法を知ることができます。

また、コスメ知識を身につけることで、どのような商品が適切かを見極めることができます。

そして、技術力を高めることで、より効果的な施術を提供することができますし、お客様に寄り添った接客を心がけ、お客様の要望を理解して解決することで、お客様からの信頼を得ることができます。

このように、4つの要素を関連づけて学ぶことで、お客様からの信頼を得ることができるのです。

それぞれの要素を単独で学ぶのではなく、関連づけて学ぶことで、自分に足りないものも見つけることができます。

そして、サロンの思いを伝えるサロン作りができるようになります。

肌歪みという言葉から始まったこの記事では、スキンセラピストがお客様からの信頼を得るために必要な4つの要素について詳しく見てきました。

それぞれの要素を理解し、関連づけて学ぶことで、スキンセラピストとしてのスキルアップにつながるでしょう。そして、4つの要素を高いレベルで学ぶことで、お客様からの信頼を得て、集客に悩むことのない安定したサロン経営の成功を手に入れましょう。

【まとめ】

肌の知識、技術、コスメ知識、接客の4つの要素を総合的に学び、一貫性のある経営を実践することが、スキンセラピストがサロン経営を成功させるための秘訣です。これらの要素を関連づけて学び、お客様に最高のサービスを提供することができるよう、日々一緒に高めていきましょう。

ビューティフィードバック®︎アカデミー

基礎理論を深めてカウンセリング力を高める

ABOUT ME
石田陽子
石田陽子
ビューティフィードバック®︎アカデミー代表
自分の肌が弱く敏感肌を抱えながら15年。エステティックスクールを母の代から継続し、極めていたハンド技術から、血流や神経、筋肉活性を高める技法を習得、カイロプラティック、PMTメゾットでは筋肉、結合組織、神経系など原理を学ぶ。 化粧品や身体のことなど理論だけではなく、体感しながらさまざまな手法を検証して積み上げた結果、独自のエステティック技術を確立。それと同時に肌の弱い人でも安心して使用でき、肌本来の美しさを引き出すオリジナル化粧品「パームニティ」を開発。化粧品を「肌を良くする」ものから「肌をゆるめる」必須アイテムに昇華させ、フェイシャルケアに革命とサロンの物販導線にイノベーションを起こします。 これらの活動の集大成として日本人の繊細な肌に合う「インナーセル®︎フェイシャルケア」を開発し、本格的に心、肌、身体をケアできるセラピストの養成をし、長期的に肌と体の健康を高める為の活動をしています。
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